- 断食の効果を並べられても、いまいちピンとこない。
- 断食で体にどのような影響が出るか体系的に知りたい!
- 断食の知識を深めて、ダイエットや健康面で活かしたい!
この記事では、上記に1つでも当てはまった人に参考にしてほしい『断食の効果が出る仕組み』について図解を用いて体系的にまとめてみました。
断食は体に悪くないのか、難しくないのかと、不安になる要素が多いと思います。かくいう私も、はじめて3日断食をした際は死ぬかもと不安になりました。
ですが、断食は(やってみればわかるとしか言えませんが)驚くほど簡単で、巷の健康食品やサプリメントを摂る行為よりも遥かに体質が変わります。私も初回は半信半疑すぎて、なんで食べなくて調子が良くなるんだと疑問が湧きましたね。(その過程で調べた内容が当記事になります)
当記事の内容は、特に断食の効果を最大限に発揮したい方や、イメージを深めて断食の成功率を高めたいという方にオススメしたいものとなっています。
知っているというだけで難易度の下がる手法はたくさんありますが、断食もまたその1つです。
この記事が、あなたの断食を始める後押しになれば嬉しいです。
断食の効果が出る仕組みとは|5ステップで解説!
断食とはその名の通り食を断つ行為です。食べないという行為が体に休息と危機感をもたらし、そのバネが効果となって出ます。
簡単に仕組みを話すとこんな感じですね。
- 食べないという選択をとる
- 胃の中が空になる(胃:休みだ!メンテしよっと)
- 腸に食べカスが来なくなる(腸:休みだ!大掃除だ!)
- 栄養足りない死にそう(生きるため馬鹿力発揮!!)
- 胃も腸も体も強くなる!(調子が良くなる=効果が出る!)
一文でいうと、食べないことで体内での消化活動を抑え、その分の仕事量を体内メンテナンスに割き、体の不調を修理する(徐々に本気を出す)ことで不調が改善される=効果が出るという流れが断食のメカニズムです。
少し詳しくお話ししたいので、上記5ステップをそれぞれ分けて解説させてください。
【1】食べないという選択をとる
断食は普段の食生活での『食べ過ぎ』に待ったをかけることです。
実は、生活習慣病と呼ばれる症状の多くは『食べ過ぎ』が原因と言われています。もちろん、肩こりや腰痛、花粉症、肌荒れといったちりつもな症状も、『食べ過ぎ』が原因である場合が多いのです。
食べるという行為は栄養補給行為ですが、同時に体内に栄養補給後の食べカスを積もらせ毒素を溜めるきっかけとなります。
毒素を溜めると、内臓が腐敗し体調不調を引き起こします。
食べ過ぎず適度な食生活を送っているのであれば、食べカスも毒素もスムーズに排泄され内臓が腐敗せずに済みます。が、現代人の多くが便秘や肥満で悩むように、排泄がうまくいかず不調に悩む人が多いのが現状です(該当者は食べ過ぎを自覚しよう!)。
そんな『食べ過ぎ』が蔓延している今だからこそ、食べないという行為は必要な選択であり、健康になるための最初のステップなのです。
【2】胃の中が空になる(消化活動の節制)
断食を行うことで胃の中の状態は空になります。すると、今まで行われ続けた胃での消化活動はお休みモードに入ります。日曜日のイメージですね。
人間が休むとリフレッシュになったり活動量が上がったりいいことが多いですが、もちろん胃が休むことにもいいことがあります。
- 消化活動分を代謝に回せる
- 胃の中が綺麗になり傷が癒される(自然治癒)
- 次に入ってくる食物の栄養を取り逃がさないよう待ち構える
胃の中に何もない状態になると、消化活動は休止し、その分代謝活動に専念するようになります。基礎代謝向上や排出活動が活発化するイメージを持ってください。
そして、同時に胃の中が空のうちにとメンテナンスが始まります。胃で荒れている部分を直したり、消化吸収の性能を高めたり。飢餓状態という普段ありえないショック状態が、人間の本来持つ自然治癒力を最大限に引き出すのです。
【3】腸に食べカスが来なくなる(腸内の清浄活動力UP)
断食は胃の中を空にすると同時に、腸内の清浄活動を活性化させます。胃から物が送られてこないということは、腸にとっては出すだけですからね。普段なかなかできない大掃除を一気にやってしまおうと考えるのです。
腸内の清浄活動が活発化すると、以下のような恩恵を得られます。
- 溜まった宿便(腸内で渋滞してる便)が排出される
- 腸の中が綺麗になり傷が癒される(自然治癒)
- 善玉菌と悪玉菌のバランスが良くなる(腸内フローラが快適に)
腸内に新しい老廃物が入ってこないとなると、今まで溜めに溜めた宿便を追い出す作業にシフトできます。宿便は普段の生活じゃ後回しにされるほど、腸内で渋滞状態となって居座っています。大掃除の機会に一気に片付けたいですね。
そして、腸内に溜まった宿便などが排出されるにつれて、腸も胃と同様メンテナンスを始めます。腸で荒れている部分を治したり、腸内に住む善玉菌と悪玉菌のバランスを正したり。これから訪れる老廃物をスムーズに出せるよう、腸内環境を整えていくのです。
【4】栄養足りない死にそう(飢餓状態)
胃も腸も体内リセットのため働きますが、そのうち「今後栄養来なくなって、死ぬんじゃね?」と危機感を募らせます。この状態は飢餓状態と呼ばれ、体に大きなストレスが生じます。
飢餓状態に陥った体は、ストレスに対する反発力として、以下のような力を発揮します。
- 死を感じることで発揮する生命を守ろうとする力(生命維持力)
- 栄養素を無駄なく吸収・利用しようとする力
- 外的要因からのストレスに対抗する力
自らの命を維持するために、身体中が普段ではあり得ないような馬鹿力を発揮します。
体内の脂肪を栄養源に用いるようになったり、入ってきた栄養素を100%吸収するようになったり、体の仕組みが大きく変動します。そして、その変動力(体質を変えようとする力)が、様々な病気や症状を治す力(治癒力)となって現れます。
さらには、内面が飢餓状態であるために、これ以上悪化させないようにと、外的要因のストレスに対し対抗する力が強まります。内側が大変なときに外のことまでやってられるか!と、鎖国ならぬ鎖体状態になるのです。
たとえば、断食を行うとストレスに強くなることが科学的に証明されています。断食を行うと、ホルモンの司令器官である脳下垂体から、ストレスに強く対抗する物質が出ることが医学的にも証明されているのです。断食を行うことで、自己治癒力が高まることも、報告されています。
引用:奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)
【5】胃も腸も体も強くなる!
断食を行うことにより、身体中が普段の食べ過ぎにより阻害されていた仕事を一気に片付けられます。飢餓状態という強い力もあり、その仕事量は爆発的なものです。
そのおかげか、断食を3日も行えば人は驚くほどスッキリとした感覚を持ちます。
- お腹の中は空っぽだけど、不思議と何も食べなくて大丈夫。
- 頭が冴えわたり、神経が研ぎ澄まされる。
- 体が全然重くない!!!
普段の食べる生活では得られないような快感が得られます(この快感が好きで断食を行うという人も多いです)。
食べるという行為はもちろん生きる上で大切なものです。ですが、食べる生活が当たり前になりすぎると体は怠慢するようになります。時々でいいから危機感を募らせて、体にムチを打ちましょう。
そのムチが、あなたの体を芯から強くするのです。
断食の効果が出る仕組み|まとめ
断食の効果が出る仕組みにおいてキーワードとなるのが『胃』『腸』『飢餓』です。胃腸は食べる行為とのつながりが強く、飢餓は食べない行為とのつながりが強いです。これらは『食』を中心とした物語のなかの中心的な存在と言えるでしょう。
そして、お気付きの方も多いと思いますが、断食の効果は胃腸を改善すれば出る効果とほぼ同義です。
ですが、従来の胃腸の改善方法は『食べる療法』が多く(食べ過ぎを助長する)、そのどれもが解決に時間を要します。その点、断食は『食べない療法』であり、飢餓状態もあって解決までのスピード感が桁違いです。
もしあなたが胃腸で悩んでいたり、胃腸が原因で起きる悩み・症状があるならば、断食はどんな療法よりも素早く改善の兆しを見せてくれるはずです。また、胃腸関連だけでなくとも、体の不調を感じる要素があれば、断食療法を試してみてほしいです。
『断食で治らない病気は医者でも治せない』
医療大国であるドイツのことわざです。ぜひこの言葉を胸に、自信を持って断食を始めてみてくださいね!
当サイトでは、あなたの生活に寄り添う形で、様々な断食のやり方を紹介しています。書籍を読んでもいまいちわからないなと思うところを重点的にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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