
こんにちは、ミカです!
今回は酵素の種類(潜在酵素と食物酵素)について、それぞれの違いや役割などを詳しく解説していきたいと思います!
酵素ってそもそも何?という方は、下の記事からまず読んでくださいね!
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酵素の種類は大きく2つに分けられます。

酵素の種類は大きく分けると、『潜在酵素』と『食物酵素』があります。
簡単に言うと、『潜在酵素』は体内にある酵素で、『食物酵素』は食物内にある酵素ですね。中でも、『潜在酵素』についてはさらに2つに分けられて、『消化酵素』と『代謝酵素』として、それぞれ違う役割を持っています。
人間の体内にある潜在酵素
人間の体内では『消化酵素』と『代謝酵素』(総称『潜在酵素』)が日々作られており、『潜在酵素』は細胞の中にある遺伝子の情報が読み取られる(翻訳)することで作られます。
[st-kaiwa1]体内で酵素が足りない!となったときは、遺伝子が「この酵素を作れ!」と細胞内にシグナルを送るのです。このシグナルの発信・伝達こそが翻訳行為です。[/st-kaiwa1]
実は、近年の研究の結果、体内にて作られる『潜在酵素』は一人一人の遺伝子によって限界があることがわかっています。ですが、それは体内の潜在酵素がいずれゼロになるということを示しているわけではありません。確かに年齢とともに翻訳機能が低下する可能性はありますが、遺伝子にシグナルを送る機能が保たれている限りは酵素を作ることをやめると言った事実はありません。
しかしながら、それでも『潜在酵素』が体内で作られるには限界があります。それゆえに、『潜在酵素』を節約することが健康長寿への秘訣となっています。
食物に含まれている食物酵素
食物の中に含まれている『食物酵素』は加熱されていない生の食べ物や、発酵食品に含まれています。
中でも、生野菜と果物は酵素を効率良く酵素を摂取することができます。もちろん肉や魚も生で食べれば酵素を摂取することは可能ですが、同時に摂取する動物性たんぱく質を消化するために酵素を必要とするため、『効率良く』とは言えません。発酵食品についても、納豆やヨーグルトの原材料(大豆・乳)を消化するために酵素を必要とするため、これもまた『効率良く』とは言えません。(ですが、発酵食品は体内に善玉菌を増やし、体内酵素を活性化させる役割があります。摂取となると効率は悪いですが、体内酵素を増やす効率は最高です!)
しかしながら、ここまで言って申し訳ないですが、『食物酵素』はどのみち体内で消化分解されてしまうため、『潜在酵素』のように体内で活躍することはありません。つまり、『食物酵素』は『潜在酵素』の代わりにはなりえないのです。
[st-kaiwa2]え?!じゃあ、食物酵素をどんなに効率よくとっても体内に酵素を補えないんじゃ意味ないじゃない![/st-kaiwa2]
確かに体内に酵素を補うことはできません。ですが、だからと言って『食物酵素』をとらなくてもいいかと言われれば、答えはNOです。『食物酵素』には、食物の消化を助けたり、『潜在酵素』の働きを活性化させる働きがあるからです。
『食物酵素』と『潜在酵素(消化酵素・代謝酵素)』の役割

食物酵素の役割と補うワケ
『食物酵素』には、食物の消化を助けたり、『潜在酵素』の働きを活性化させる働きがあります。
例えば、焼き魚に必ずと言っていいほどつけられる大根おろし。
大根おろしは生の大根をすりおろすことでできる酵素を効率よく食すことのできる食べ物のひとつです。生の大根というだけでも酵素が効率よく摂れるのですが、すりおろすことによって大根の細胞・繊維が粉々になり、細胞内にいた酵素が飛び出して、より酵素が豊富な状態になります。そんな大根おろしですが、焼き魚と一緒に食べるとあっさりと食べれるというだけでなく、『加熱され酵素がほとんどなくなっている動物性たんぱく質の塊である魚の消化を、大根おろしという酵素が豊富な食材が手助けをする』といったバランスの良い栄養の摂り方に貢献します。
また、『食物酵素』の豊富な発酵食品に至っては、体内酵素を作る手助けをする善玉菌の住み良い腸環境を作ってくれます。これは野菜や果物に多く含まれる食物繊維も同じですね。食物繊維は消化体内のゴミを絡めて体外に排泄する働きがあり、その結果、腸内環境が良くなり善玉菌が増えます。
つまり、『食物酵素』そのものは体内で消化されて『潜在酵素』とはなりませんが、『食物酵素』の多い食材は、結果として『潜在酵素』の働きを活性化させることにつながるというわけです。
ですから、『食物酵素』が『潜在酵素』にならないからと言って、酵素の多い食材をとらなくていいというわけにはいかないのです。むしろ、『食物酵素』が多い食材ほど、体内酵素の働きを手助けするので、積極的に摂っていくことを勧めます。
消化酵素の役割と節約する意味
『消化酵素』には体内に運ばれてきた食物を分解し、栄養素として体内に供給する役目があります。
唾液に含まれるアミラーゼは炭水化物をデンプンに分解し、胃液に含まれるプロテアーゼはタンパク質をアミノ酸に分解し、膵液に含まれるリパーゼは脂肪を脂肪酸に分解します。このアミラーゼ・プロテアーゼ・リパーゼこそが『消化酵素』にあたります。
代表的なものを紹介しましたが、『消化酵素』の種類は下手をすると万単位の種類があります。この万単位の『消化酵素』が、それぞれの機能に従い分解するおかげで、私たちの身体に栄養素が運ばれているというわけです。
[st-kaiwa1]『潜在酵素』を節約するとしたら、この『消化酵素』ですね!私たちが食べた分(食べたものの質)だけ『消化酵素』は働くわけですから。[/st-kaiwa1]
先ほど人間の体内にある潜在酵素という項目にて、『潜在酵素』を節約することが健康長寿の秘訣だと述べました。それならば、私たちが意識して『潜在酵素』を節約するのであれば、この『消化酵素』を無駄に消費させないことが重要です。ですので、もしあなたが健康に長生きしたいのであれば、日頃食べる食物に気をつけて、無駄な『消化酵素』を消費しないように努めましょう!
代謝酵素の役割とダイエットとの関係
『代謝酵素』は『消化酵素』にできない様々な体内維持に関わっています。
『消化酵素』が分解してできた栄養素を体内の各細胞に届ける、毒素などの細胞・血液内にある不純物を汗や尿の中に排出する、身体の悪い部分を修復する、体外からの病原菌をはねのける(免疫力の向上)、息を吸う・吐く、などなど。
基本的な生命の維持活動はすべて『代謝酵素』が関わっていると言っても過言ではありません。
[st-kaiwa1]『代謝酵素』は毒素などの不純物を排泄する役目や基礎代謝に関わることから、ダイエットや美容関係などにも密接に関わりがあります!なので、体を美しく保ちたいのであれば、『代謝酵素』の活性化を意識すると良いですね![/st-kaiwa1]
『代謝酵素』とは、その名の通り代謝にまつわるものすべてに関わりがあります。ですので、『代謝酵素』を活性化させることが人体の代謝を向上させることにつながり、その結果がダイエットの成功や美の追求をサポートするというわけです。
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まとめ

いかがでしたでしょうか?
『食物酵素』と『潜在酵素』、それぞれが共に関わりあって私たちの体の健康維持に貢献していることがご理解いただけたのであれば幸いです。
『食物酵素』は『潜在酵素』とはなりえませんが、それでも『潜在酵素』をサポートするのにこれほどまでのベストパートナーはいないでしょう。また、『潜在酵素』についても、『消化酵素』と『代謝酵素』のそれぞれが人体の健康維持に貢献し、中でも『代謝酵素』は人体の生命維持活動にまで関わっているわけですから、『酵素』そのものの存在価値が高いことがわかります。
このように『酵素』は人体にとって欠かせないものですが、残念ながら体外からは『潜在酵素』は補えません。では、私たち人間はどのようにして有限である『潜在酵素』をサポートすれば良いのだろうか?今回のまとめでは、この『私たち人間が潜在酵素のためにできること』を焦点に、『食物酵素』と『潜在酵素』についてまとめてみました。
では、今回の記事まとめに入らさせていただきます。
- 『食物酵素』は『潜在酵素』のサポートをする。
- 私たち人間が作る『潜在酵素』は有限であり、それゆえに『潜在酵素』を節約せねばならない。
- 『潜在酵素』を無駄遣いしないことが、健康長寿の秘訣である。
- 『潜在酵素』の『代謝酵素』は生命維持活動に必須なので、節約するべき酵素でない。
- 『潜在酵素』のもう一方『消化酵素』は人間の食べたものや食べ物の質により分泌度が増減する。
- 『潜在酵素』を無駄遣いしない=『消化酵素』を無駄遣いしない
以上です!最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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